お水は主に通常の水道から頂いていますが、雨水も利用しています。
雨水は、屋根の一部の雨樋からプラスチック製のタンクに受けています。容量は一石半(約三百リットル)ほどあり、一日雨が降ると、その三分の一程度ためることができています。ためた雨水はタンクの下にとりつけた蛇口から出せるようになっていて、かなり澄んだお水が使えます。普段は以下のようなことに用いています。
あたたかい時期は、強めの雨の日に洗車をしています。周辺に田んぼや畑が多く、土埃が車につきやすいので、勢いのある雨だとよく落ちます。
二十年以上前に屋根にとりつけた太陽熱温水器さんが大活躍しています。晴れた日に温水器に水を上げると、お風呂一回分くらいのお水をお天道様があたためてくださいます。このお湯で食器を洗うと、洗剤を用いずとも油分が落ちます。夏は熱すぎるくらいなので、貯水槽の半分くらいにため、使う時に水でうすめています。
くまおはこのお湯を使って、たらいで洗濯しています。お湯だと洗剤を使わずとも汚れがだいぶ落ちます。ちょっと油汚れがありそうな時は、かまど様の灰を使っています。